旅行には何度も行きたいけれど、あまり住みたくはない国。
…というのが、私がイギリス留学をして得た結論です。
沢山の魅力があって大好きな国ですが、私は長期間滞在したくはないですね。
(イギリスに住んでいる方ごめんなさい…。)
今回の記事では、私がそう思った理由を「イギリスの好きなところ・嫌いなところ13選」を挙げながらお話していきます。
イギリスの好きなところとは?
1.街並みが綺麗
さすがヨーロッパの歴史のある国!
と言うだけあって、街並みはどこもとにかく綺麗。
どこで写真を撮ってもインスタ映えする、映画のような街並みですね。
ただ歩いていても、それだけで楽しめちゃいます。なんせ飽きない。
こんな綺麗な街並み、日本にもあったらいいのにな…と思いました。
2.さすが紳士の国
「英国紳士」と言う言葉の通り、レディファーストをしてくれたりと小さな親切や優しさが街中に溢れていました。
扉を開け、スマートに「お先にどうぞ」と言えるのはさすがですよね。
お礼を言うと笑顔で「どういたしまして」と言われ、心がほっこりしました。
階段のところでベビーカーを運んであげている人も沢山目にしました。
素敵ですよね。かっこいい。
イギリス住んでいるとそれが普通になり、何も思わなくなってしまいますが、日本に帰ってきてくると「日本人って冷たい」と思ってしまいました(笑)
私もその冷たい日本人なの1人ですが…。
あ、決して日本批判をしているわけではありません。
日本人の中でも優しい方は沢山います。
国民性の違いはどこにでもあるし、日本には日本の良さがありますよね。
でも、知らない人にスマートに手助けできるのは、イギリスならではだと思いました。
3.サマータイム中はとにかく明るい
3月から10月までは、イギリスはサマータイムになります。
普通のイギリスとの時差は9時間ですが、この期間だけ時差が8時間になりますね。
サマータイム中のイギリスは、夜の10時頃まで明るいまま。
多少遅くなっても、全然明るいので夜の帰宅も安心です。
女子としては嬉しいポイントですね。
これがアメリカなら、絶対に夜出歩けません…。
現地人でも、女性はしないようですし。
(場所によっては違うのだろうか…?少なくとも私が留学していたロサンゼルスは、現地に住んでいる方でも歩かないといっていました。)
4.芸術
イギリスはミュージカルや音楽、美術・アートが有名な国。
大英博物館やナショナルギャラリーなどの、歴史ある劇場や美術館が多くありますね。
そしてそのほとんどが無料で入ることができます(寄付制)。
留学中は常に金欠だったので、私はよくお世話になりました(笑)
そしてなんといっても、ミュージカルと劇場!
ホントに素晴らしいので、ぜひ見て頂きたいです。
5.街中でも自然が豊か
イギリス、特にロンドンは自然が豊か。
大都市ですが、ハイドパークをはじめとする数多くの公園が存在します。
公園と言っても、日本の子供用の遊具があるものではありませんよ。
もはや森です!森(笑)
リラックスするにはピッタリですね。
私は晴れた日はカップケーキを買って、ハイドパークで食べたりしていました♪
6.蒸し暑い日が少ない
日本の夏と言えば、ジメジメとした蒸し暑さ。
温度が低くても湿度が高いと暑く感じますよね。
しかしイギリスには、そういった暑さの日が少ないです。
いくら暑くてもカラっとしていて、過ごしやすいのが嬉しいポイント。
例え曇っていても、蒸し暑いと感じることはありませんでした。
7.比較的治安がいい
近年テロが多発している為、怖いイメージを持つ方が多いかもしれませんが、他の海外の国に比べ比較的治安がいいです。
もちろん日本とは違うので、同じ感覚で生活するのはNG。
ですが普通に生活していて、怖い思いをすることはありませんでしたね。
電車やバスの中でスマホを見ていても大丈夫ですし、生活しやすいです。
生れてから60年、イギリスに住んでいる私のホストマザーも、「イギリスは安心して暮らせる国よ」と話していました。
イギリスの嫌いなところとは?
8.曇りが多い
イギリス、主にロンドンと言えば曇り。
どんよりとした重い天気が多いですね。
なんとなく気持ちが沈むため、私はあまり好きになれませんでした。
特に冬場の11月から3月頃までは日も短いし寒いし…。
天気が1日の中でも変わりやすく、雨の降る日は更に体温を奪われます。
9.バスが適当すぎる
イギリスのトレードマーク「2階建てのバス」。
しかしそのバスはかなり適当。
人数が減ったから、運転手を交換するから…などの理由で、一体何度知らない駅で降ろされたことか(笑)
海外の交通機関はキッチリしていないのは承知していますが、まさかここまでとは思いませんでした(;´Д`)
いきなり知らない場所で強制的に降ろされる恐怖。
初めて出かけるところでは結構怖かったです。
10.地下鉄・バスに空調がない
はい、空調がありません。
(たまにバスには備わっていることもありますが、滅多にありませんでした。)
想像してみてください。
夏の暑い日、ラッシュアワーのぎゅうぎゅう詰めの地下鉄。
もう地獄ですよ…。
日本の電車に比べてもかなり揺れるので、具合が悪くなることもありました。
11.運転が荒い
イギリスの交通機関はどれも運転が荒いです。
バスも地下鉄もどこかに掴まってないと本当に危険。
揺れが激しすぎて何度か壁に頭をぶつけたこともあります(笑)
バスだけじゃなく地下鉄でも。
天井が低い部分があるのでぶつかりやすいんですよね…。
12.料理が塩味ばかり
「イギリスはご飯がまずい」とよく言われていますよね。
それは正直間違いだと思います。
ちゃんとお店を選んで入れば、美味しい食事もたくさん楽しめますよ。
しかし適当に入ってしまうと失敗することも…(笑)
一度入ったパイ屋さんのミートパイが、塩の塊のような味で食べられなかったことがありました。
マーケットのようにたくさんお店が集まっている場所だったのですが、どこも並んでいてお腹が空いていたこともあり、すいている店に入り後悔した思い出です。
もし下調べせずにお店に入る時は、面倒でもそれなりに並んでいるお店に入ることをお勧めします。
家庭料理も塩味が多めで、味に飽きてきてしまうこともしばしばです。
13.トイレが有料
イギリスの駅などにある公共トイレはすべて有料。
その上汚くて、土日は締まっていることも。
私はどうしても有料のものを使いたくなくて、30分以上町中をさまよった経験があります(笑)
ロンドンの街中でお手洗いを探したい時は、レストランに入るか無料の美術館・博物館等で借りることをおすすめします。
まとめ
今回は「イギリスの好きなところ・嫌いなところ13選」をご紹介いたしました。
色々好き放題書きましたが、これはあくまで私の意見ですので悪しからず(笑)
もちろんイギリスは大好きな国の1つですし、もう一度訪れたい国です。
しかし私的には生活しにくくて、住みたいとは思えませんでした。
あくまで旅行でいいかな。
旅行なら何度でも行きたいけれど。
ロンドンのスイーツ、クッキーやカップケーキ、スコーンは大好きだし、街中を歩いているだけで楽しい街だと思います。
ここで書いたのは、あくまで私個人の感想ですのでご了承下さい。
それではまた。
こちらのアメリカバージョン、アメリカに留学して思った好きなところ、嫌いなところもまとめています。
よければこちらも見ていただけると嬉しいです。