「銀魂」の絶対的な主人公、坂田銀時。
普段は糖分命の腐れ天パ (笑) でも、最高にかっこよくて仲間想いな姿に男女ともに惚れずにはいられないですよね。
洞爺湖を片手に戦う姿はもちろん魅力的ですが、銀さんはかっこいい名言も多い!
そこで今回は、そんな「かっこいい銀魂・坂田銀時の名言の英語版」をご紹介していきます!
原作のネタバレを含みます!
読むのは自己責任でお願いします。
銀魂の坂田銀時のかっこいい名言を英語で言うには?
美しく最後を飾りつける暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか。
If you have time to fantasize about a beautiful end, then just live beautifully ‘til the end.
第1巻 6訓より引用
攘夷戦争時代の回想でよく出てくるこの名言。
「銀魂の坂田銀時」という人間を体現するセリフなのではないでしょうか。
圧倒的な数の天人に囲まれ「狂乱の貴公子」と呼ばれた桂でさえも諦めた時、そう言って立ち上がる銀さんはやっぱりかっこいい
5年連続不動の銀魂人気キャラクターランキング1位なだけありますよね!
新八覚えとけよ。俺達ゃ正義の味方でもてめーのネーちゃんの味方でもねェよ。てめーの味方だ。
Shinpachi, just remember this… We aren’t friends with justice or even your sister. We’re your friends.
第13巻 112訓より引用
「新八、ちょっとそこ変わって、そのセリフ言われたい」と思わず言った(笑)
万事屋の、そして銀さんの仲間に対する想いが伝わってきます。
それにこの国では原チャリ片手で止める奴を少女とは呼ばん。マウンテンゴリラと呼ぶ。
In this country, we don’t call someone who can stop a scooter with her bare hands a girl. We call her a mountain gorilla.
第1巻 3訓より引用
名言…なのかはさておき(笑)
個人的に好きなシーンなので、入れてみました。
懐かしい神楽初登場回でのセリフですね。
いいか、てめーらが宇宙のどこで何しよーとかまわねー。だが俺のこの剣、こいつが届く範囲は俺の国だ。無粋に入ってきて俺のモンに触れる奴ァ、将軍だろーが、宇宙海賊だろーが、隕石だろーが、ブッた斬る!
Listen… I don’t care what you do somewhere else in the universe, but anywhere within reach of my sword, is my country! Bastards who come in and try and mess with my things…whether it be a general, whether it be space pirates, whether it be a meteorite… I’ll destroy them all!
第2巻 14訓より引用
銀さんかっけーーーーーっ!!
「whether」は2つの選択肢や可能性がある時によく使われる英単語。
今回は「~であろうとなかろうと」という意味で使われています。
「将軍や宇宙海賊であろうとなかろうと、それが何であっても戦ってやる!」という。銀時の強い意志が伝わってきますね。
俺にはなぁ心臓より大事な器官があるんだよ。そいつぁ見えねーが、確かに俺のどタマから股間をまっすぐブチ抜いて俺の中に存在する。そいつがあるから俺ぁまっすぐたっていられる、フラフラしてもまっすぐ歩いていける。ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ。魂が折れちまうんだよ。
I have an organ more important than my heart. Although you can’t see it, I feel it going through my head down to my feet, and I know it exists within me. It lets me stand on my feet, it lets me walk forward without trembling. If I stop here, I feel like it would break… My soul will break.
第6巻 43訓より引用
相変わらず銀さんはかっこいい。ほんとに。
普段のぐーたら鼻ほじり糖分バカとは思えませんよ(誉め言葉のつもり)。
【英単語】
- organ:器官、臓器
- although:例え…でも、…とは言え
- trembling:震え、身震い
皮肉なもんだよな。ホントに大事なモンってのは、もってる奴よりもってねー奴の方がしってるもんさ。
Ironic, isn’t it? How people without truly important things know about them more than those who have them.
第8巻 63訓より引用
星海坊主に対して、銀時が言った名言です。
確かにな…「本当に大事なものが失ってから気が付く」とも言いますしね。
人が恐れるものは二つある。それは死と恥だ。死を乗り越えようなんてのはバカがやることだ。だが、恥を乗り越えようとする奴を俺は笑わねー。俺はそういうバカが好きだ。
There are two things people fear… those are death and embarrassment. Those who try to overcome death are just idiots, but I won’t laugh at those who try to overcome their embarrassment. I like those kind of idiots.
第10・11巻 85~86訓より引用
先程から同じことばかり言っていますが、ほんとかっこいいよな銀さん…。
ちなみにここで何度も出てくる「idiots」は人に対して言う時の「stupid」と同じ。
ニュアンスは強めなので、下手に使わないようお気を付けください。
仲間を捨てた?違う、仲間を失うのが怖かったんだろう。一人で戦ってきた?違う、最初から一人であれば孤独になる苦しみもねぇからだろう。己を捨てた?違う、てめーは背負う苦しみも背負われる苦しみからも逃げた。ただの臆病者だ。
You abandoned your friends? More like you were afraid of being abandoned. You fight by yourself? More like you hid yourself in solitude from the beginning. You abandoned yourself? No… You just couldn’t bear the pain of having a heavy load place upon you, or being a heavy load, so you ran. Like the coward you are.
第30巻 259訓より引用
紅蜘蛛篇での銀時の名言ですね。
白夜叉時代も今の万事屋でも、たくさんの仲間を、そしてその想いを背負っている銀さんだからこそ言えるセリフです。
【英単語】
- abandoned:捨てられた
- be afraid of:~を恐れている
- solitude:孤独、一人ぼっち
- bear:もつ、身に付ける、産む、帯びる
- pain:痛み
- heavy load:重い負荷、重荷
- coward:臆病者、卑怯者
涙垂れ流して助けを請いやがれ。鼻水垂れ流して俺にすがりやがれ。泣きてぇときには泣けばいいんだ。笑いたいときには笑えばいいんだ。てめぇが醜い面で泣き喚いてる時は、それ以上汚ェ面で泣いてやる。てめぇが腹抱えて笑ってる時は、それ以上馬鹿でかい声で笑ってやる。それでいいんだよ。てめぇを捨てて潔く綺麗に死んでゆくなんて事より、小汚くてもてめぇらしく生きていく事の方がよっぽど上等だ。
Weep and ask for help. Lean on me with your runny nose. Cry when you feel like crying. Laugh when you feel like laughing. When you’re tearing up with an ugly face, I’ll give you a good cry with an uglier face. When you’re laughing so hard your stomach hurts, I’ll laugh in a louder voice.That’s how it should be. It’s far better to get dirty while living true to yourself, than to throw away yourself and die a clean death.
第30巻 259訓より引用
同じく紅蜘蛛篇にて、月詠を助けに来た銀時が言った名言です。
ほんとかっこよすぎだよ銀さん…。
書きながらそのシーンを思い出して泣きそうになってます(笑)
そうだ銀魂見よう。
俺はテメェが百の物を捨てる間に千の物と繋がってきた。俺はテメェが千の物を壊す間に万の物に助けられて来た。たかが幾千の軍勢がどうした。俺たちは万を守ってきた三人だ。俺たちは万事屋だ!!!
While you’ve abandoned a hundred, I’ve connected with a thousand. While you’ve destroyed a thousand, I’ve been helped by ten thousand. So what’s an army of a few thousand? We have protected everything as just three people. We’re the Yorozuya.
第57・58巻 514~517訓より引用
「全てをぶっ壊す」ことを選んだ高杉と、「たくさんの人々と繋がってきた」銀時。
この2人の想いが、関係がもう…。
この先の展開を思い出して更に泣けてきます。
将軍暗殺篇~さらば真選組篇で一体何回泣いただろう。
夜明け前だ。夜明け前が一番暗ェ。だが目をつぶるなよ。闇から目ェ逸らした奴には明日に射す光も見えねェ。たとえこの先どんなに深い夜が待っていてもな。
The night is in its darkest just before dawn. But keep your eyes open. If you avert your eyes from the dark, you’ll be blinded by the rays of a new day. So keep your eyes open, no matter how dark the night ahead may be.
第59巻 526訓より引用
将軍様ーーー!
銀時の名言も、戦闘シーンも最高にかっこいいのだけれど、重い。辛い。
将軍様ゲーム回などで「あのセリフ」を言ってた頃が懐かしい。
皆さんもご一緒に!
将軍かよォォォォォ!!
第15巻 127~128訓より引用
お付き合いありがとうございます。
空気ぶち壊しかもしれませんが、こういうギャグ挟まないとこの回は見れないですよ…。
ちなみに先程のセリフは、
It’s the shougun!?
と訳されています。シンプルですね。
時の場合によって過去形にもなります。
【英単語】
- avert:逸らす、そむける
- blinded:盲目、目が見えなくなった、正しい判断が出来なくなった
- ray:光線、少量、放射線、熱線
オメーの言う通りだ。 ここには完全無欠のヒーローなんてどこにもいねェ。みんな欠点抱えた欠陥品ばかりだ。 でも、だからこそ俺達はつながり合う。互いに欠けたものを補おうと支え合う。 俺は一人じゃ何も出来ねェ不完全体主人公だ。 だが俺達不完全体達は……… まぎれもねェ、完全無敵の主人公だよ。
You’re absolutely right. I can’t do anything alone. Everyone has their flaws and imperfections, but that’s what drives us to work together… To make up for those flaws. Together, we make the perfect main character.
第43巻 378~380訓より引用
金魂篇での名言です。
さすが銀魂の主人公坂田銀時!
金さんが嫌いなわけではありませんが、やっぱり銀さんがいいなと思った瞬間でした。
あいにく俺にはお前のような立派な目玉はねぇ。目の前のもん一つ追うのがせいぜいさ。だったら俺は、そこが死の淵だろうが何もねぇ虚だろうが。墓前にそえるまんじゅうのためじゃねぇ。明日の朝飯のために戦う。そんだけの話さ。
Unfortunately, I don’t have a nice eyeball like you, that can see this and that. All I can do to pursue one thing in front of me. So whether it’s the abyss of death or an empty void, I won’t fight for the manju offered to my grave. I’ll fight for tomorrow’s breakfast. That’s all.
第63巻 569訓より引用
確かに死んだ後のことより、明日のちょっとした楽しみを考える方が銀時らしい、いや銀魂らし考え方ですよね。
ここの戦闘シーンはかっこいいのに、パクヤサのせいで何度も笑いました。
シリアス篇でも、いきなりギャグを入れてくるのが銀魂の良い所です(笑)
まとめ
今回は「銀魂の主人公・坂田銀時の名言」の英語版をご紹介いたしました。
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