日本の常識は、世界の非常識。
その言葉の通り、世界には日本人には考えられない常識がたくさんあります。
その国の常識を知らずに行ってしまうと、恥をかくことも。
ということで今回は、実際に私留学して感じた「イギリスのビックリな常識」についてお話します。
イギリスに旅行、または留学する予定のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
イギリスのビックリな常識17選!
日常生活での常識編
1.シャワー時間は5分
海外は日本と違い、水不足の国が多くあります。
そもそも温泉などの文化がない為、お風呂に長く入る習慣自体がありません。
またお風呂場とトイレが一緒の部屋のことも多く、長く1人で入っていると他の人の迷惑になることも。
シャワー時間は5分ぐらいなのが常識です。
ちなみ私が滞在していた家では、5分経つと自動的にシャワーの温度が水に…。
はじめは有無言わさず勝手に切り替わるので、ビックリしました(笑)
2.目が合ったら笑う
イギリスでは、例え他人でも目が合うと笑いかけます。
目をそらしたり、真顔で会釈などではダメですよ。
笑いかけることで「あなたに敵意はありませんよ」と言う意味になります。
イギリス人はアメリカ人ほどフレンドリーではありませんし、何か話しかける必要はありません。
ニコッと笑いかけるようにしましょうね。
3.警察と馬
イギリスには、今でも馬に乗っている警察がたくさんいます。
私も日陰で馬に乗ったまま談笑する警察官や、馬で走っている警察官をよく見かけました。
ハイドパークを歩いていた時、真横を馬に乗った警察官が猛スピードでかけていった時は、さすがに吹き出してしまいましたが(笑)
ホントビックリしました( ゚Д゚)
イギリス人のホストマザー曰く「渋滞時は馬の方が速いから」だそう。
な、なるほど。。。
4.手荷物検査が多い
私が留学していたのはアリアナ・グランデのコンサートでのテロや、ロンドン橋でのテロなど、イギリス国内でテロが多発していた時期。
そのせいもあるのかもしれませんが、とにかく手荷物検査が多かったです。
美術館などは当たり前ですが、ショッピングモールや図書館に入る時に手荷物検査を受けたことも(゚Д゚;)
くれぐれも変なものは持ち歩かないようにしましょうね!
もちろんないと思いますが…(笑)
5.多くのものが返品できる
服や雑貨などの多くは、レシートとタグがあれば簡単に返品できます。
返品の期間は大抵1カ月程度。
詳しくはレシートに記載されていますので、そちらから確認してくださいね。
ちなみに返品は、返品専用のレジから行います。
対した理由がなくても「気に入らなかった」と言うだけでOK。
迷ったらとりあえず購入して、後で考えるのもお勧めです。
私も買ったものの金欠で、ドレスを返品したことがあります(笑)
ちなみに返品された服は、値下げされて返品された服コーナーに売られていたりしますよ。
6.レシートを貰うのにメアドが必要
お店によっては、レシートを貰う際にメールアドレスを教えなくてはならないことが。
(ほとんどの店舗では普通にもらえます。私が行った時必要だったお店は、イギリスの人気ファストファッション「New Look」だけでした。)
初めてレジで「メアド教えて」と言われた時はビックリしましたね…。
ちなみに断ると、レシートは貰えません。
メアドを教えても、不審なメールが届くことはありませんのでご安心ください。
日本人ぽいアルファベットの発音だと聞き取ってもらえなかったりするので、スマホのメモなどに書いて見せることをオススメします。
交通面での常識編
7.バスは信用しない
日本ほど交通機関が正確で、信用できる国はありません。
特に私が信用できないと感じたのが、イギリスのバス。
乗っている最中にアナウンスが流れ「運転手交代だから降りてください」と言われ、降ろされることは日常茶飯事。
乗っている乗客が少なくなったから、と言う理由で見知らぬ場所に降ろされたことも(笑)
イギリスの象徴でもある2階建てバスですが、時間もルーズで私はあんまり好きではありませんでしたね( 一一)
ですが、バスの2階の1番前の席からの景色は最高!
イギリスに行かれる際は、1度体験してみてくださいね。
8.信号を守らない
イギリスについて、まず最初にビックリしたのがこれ。
皆全く信号を守りません。
あ、もちろん車は守っていますよ(笑)
ですが歩行者は、赤信号でも車が来ていなかったら全員わたります。
待っていると逆に、浮いてしまうぐらいです。。。
私も2日目からは歩いていましたね(∀`*ゞ)エヘヘ
一度大人しく待っている人に向かって「大事な時間を無駄にしてるよ!」と言っているイギリス人を見かけたことも(笑)
ですが、もちろん日本ではやらないようにしてくださいね!
これはあくまでイギリスの話ですので(笑)
また、イギリスでする際も自己責任でお願いします。
車には十分注意してくださいね!
9.自転車は車道
イギリスでは、自転車が歩道を走るのは交通違反になります。
どの自転車もバイクと同じように車道を走るのが常識。
その為ほとんどの人が安全の為にヘルメットをかぶり、かなりのスピードを出しています。
大通りでは、自転車レースかよ!ってツッコミたくなるぐらいです(笑)
皆さんもイギリスの警察に捕まらないように、必ず車道を走るようにしましょう。
ですが安全には十分注意してくださいね!
私は怖くて、一度もイギリスでは自転車に乗りませんでした (-_-;)
10.空調がない
イギリスのバスや地下鉄には、空調がありません。
新型のバスだと備わっていることもありますが、稀です。
夏の暑い日の地下鉄はもう最悪(笑)
特にロンドンの中心地の地下鉄は、地下深くにある為風が通らず、更に人で溢れかえっています(◎_◎;)
バスより本数も多く、速くて便利ですがラッシュアワーの時間帯はできるだけ避けることをオススメします。
食事での常識編
11.水は2種類ある
イギリスで「水」と言うと、どっち?と思われてしまいます。
なぜならイギリスには、水が2種類存在するのです。
1つは、日本で言う水と同じ。ごく普通の水です。
そしてもう1つは、炭酸水。スーパーなどにも水と並んで炭酸水が多く売られています。
ミネラルウォーターは英語で「still water」、炭酸水は「sparkling water」。
レストランで注文する時は、どの水が欲しいのかしっかり伝えましょう。
購入する際もご注意くださいね。
12.水道水は飲める
よくイギリスの水道水は飲めないと言われていますよね。
しかし実は、ロンドンの水道水は飲めるんです。
(私はずっとロンドンにいたため、他の都市は分かりません…。)
私は毎日、水道水をペットボトル2つ分ぐらい飲んでいましたが、体に不調をきたすことは1度もありませんでしたよ。
ですが中には、お腹が痛くなる人もいるとか…。
心配なら少しずつ飲んで、平気かどうか試してみてくださいね。
イギリスの水は高いので、個人的には飲むことをオススメします。
特に長期滞在する場合は、買っていると水代が恐ろしいことになりますし… (>_<)
13.アイスティーは存在しない
イギリスと言えば、紅茶!
ですがイギリスには「アイスティー」が存在しません。
どんなに暑い日でも、飲むのは熱い紅茶。
カフェで「アイスティーください」と言っても、はあ?と言う顔をされてしまいます。
イギリスでアイスティーを飲みたい場合は、自分で作るしかありません。
14.カフェで食べるか、持って帰るかによってケーキの値段違う!
イギリスでは、その場で食べる「Eat in」と、持ち帰り「Take away」によってケーキの値段が変わってきます。
大体カップケーキだと、5セント~1ポンドほど値段が変わりますね。
イギリスには公園がたくさんあるので、持ち帰りにして公園で食べるのがオススメです^^
イギリスでのNG行為編
15.鼻はすすらない
イギリスを含むヨーロッパ、アメリカなどでも鼻をすする行為はNGとされています。
気持ち悪い、不快と感じるようです。
唾を道に吐き捨てたりする人と、同じぐらい嫌なものなのだとか。
鼻をすすりたくなった時は、鼻をかむのがマナーです。
海外では、人前で鼻をかむのはNG行為ではありません。
遠慮なくかんじゃってください!
16.裏向きのピースサイン
裏向きのピースサインは、イギリスでは絶対にしてはいけない行為。
中指を立てる行為などと同じで、相手への侮辱になります。
表向きの普通のピースならOKですので、ピースサインをしたい場合はそちらを行うようにしましょう。
17.マスクはしない
日本ではマスクを、風邪予防などの為に日常的に使用しますよね。
しかしイギリスでは、マスクは重病患者の意味になります。
マスクをして歩くと誰1人近づかないどころか、避けられてします。
イギリスでは、よほどの理由がない限りマスクを使わないようにしましょう。
まとめ
ということで今回は「イギリスのビックリな常識」を日常生活編・交通編・食事編・NG行為編に分けてご紹介させていただきました。
イギリスに旅行・留学される方は是非参考にしてみてくださいね^^
※私が留学していたのは、ロンドン。
他の都市も旅行で訪れたことはありますが、長期滞在したことはありません。
イギリスの常識というより、ロンドンの常識も混じっているかも…。
またあくまで私の意見ですので、ご了承くださいねm(__)m