「イギリス料理はまずい」
日本だけではなく、世界で共通して言われているこの言葉。
ですがイギリス料理は、本当にそんなにマズイものなのでしょうか?
そこで今回は、イギリス留学していた私が「家庭料理」や「イギリスのカフェ」の体験談をお話します!
イギリスの家庭料理を検証!まずい?まずくない?
まずはイギリスの家庭料理を検証してみましょう!
今回ご紹介するのは、私がお世話になったホストファミリーのご家庭の家庭料理。
それでは早速見ていきましょう!
イギリス人はグリーンピースが好き?
メニュー
・フィッシュフライ
・ハッシュドポテト
・グリーンピース
始めてみる人はきっとビックリする、このグリーンピースの量!(゚Д゚;)これほんとよく出てきます(笑)
一度バイキングに行った時、グリーンピース断るとイギリス人の店員さんが「なぜグリーンピースを食べない!体にいいんだぞ!」と言われました。。。
まあそうかもしれないけど…量がね。うん。でも意外と味は美味しいんですよ^^
そしてフィッシュアンドチップス。ホントに日常的に食べるんですね。
イギリスのこの料理では、ポテトを「パイ」と呼ぶらしい
イギリスの伝統的な料理「マッシュポテトとミートソース」。
パイ生地ではないのに「パイ」と呼ぶらしい。。
「確かにポテトだけれど、私達はパイと呼ぶのよ。」
とホストマザーは話していました。
写真見るとあまり分からないかもしれませんが、これすっごい美味しいです(*´▽`*)
夜ご飯に食べると、少し物足りないんですけどね(笑)
イギリス人はインド料理が好き!
イギリスでは、国民食と呼ばれるほどにインドのカレーが食べられています。
パキスタンやバングラデシュ料理店とも合わせれば、9000店以上ものカレー料理店があるんだとか。
昔イギリスがインドを植民地にしていた時、カレーが伝わりそのまま定着したそうです。
カレーの味も日本のカレーライスとは違い、本格的な味でした!
ちなみにご飯はタイ米。ちょっと残念(笑)
ちなみにタンドリーチキンも出てきたこともありました。
こっちも美味しかった。
他にも色々!イギリスの家庭料理をご紹介!
ポテトとミートソースの料理です。やっぱりイギリスはジャガイモが主食なんですね。
私は元々あまり食にこだわらないので平気ですが、毎日白米食べたい人は物足りないかも。
お肉の味が違う。。。と衝撃を受けた、ポトフのような料理。
アメリカンビーフやオーストラリアンビーフとも違う。ちょっとパサパサしていて、固くて、、、平たく言うと、お肉がおいしくない。
噛んでも嚙んでも口に残るので、仕方なく飲み込みました(笑)
ミートソースのラザニア。チーズがトロトロで美味しかったです。
ただ味が濃厚すぎて、途中で飽きてきちゃったけれど(笑)
チーズのペンネパスタです。ペロリと食べられるぐらい美味しかったー!
パスタはどんなものでもハズレがない気がします。
少なくとも私は、食べられないほどまずいパスタに出会ったことないです。
チキンとトマトソースのリゾット。こっちも普通に美味しかったです。
チキンは美味しいんだけどなー。なぜあの牛肉はまずかったのだろう…。
イギリスのカフェでの食事を検証!まずい?まずくない?
まずはイギリスの代表的なカフェに行ってみることに。
今回訪れたのは、
・COSTA COFFEE(コスタ コーヒー)
・EAT(イート)
・Pret a Manger(プレタ マンジェ)
の3種類。
どれもスターバックスコーヒーやタリーズのような、
コーヒーを飲んでくつろいだり、軽めの食事を楽しめるカフェです。
カフェその1「COSTA COFFEE」
コスタとは、ロンドン発のカフェチェーン店。
イギリス国内に2000店舗以上を持つ、王道のお店です。
なんとその人気は、スターバを凌ぐレベル!
(イギリスには、コスタがスタバの2倍以上もあるのだとか!)
そんなに大人気なのなら、きっと美味しい!
期待値も膨らみますよね。
頼んでみたのはこちら。
野菜と卵のマフィンと、スイーツ系のパイ?の2点です。
食べてみた感想は率直に言って…まずい(笑)
なぜ!? ディスプレイに飾ってあったのはあんなに美味しそうだったのに!
マフィンは味がしないし、パイは歯磨き粉味。
イギリスの友人に聞いてみると「あーコスタはないよ。」と言われました。
え、人気あるんじゃないの?
カフェその2「EAT」
気を取り直して2店目。「EAT」に行ってみましょう!
ロンドンの目立つ場所にある為、観光でも見つけやすいです。
サンドイッチやスープを中心とする軽食が有名ですね。
私はお腹が空いていなかったので、ベリーのブラウニーと紅茶を購入。
(写真撮るのが下手なのは許してください)
食べてみると…うん!普通に美味しい!というか美味しい!
普通のブラウニーだった。よかった(笑)
お値段はこの2つで約4ポンド。安くないですか?
カフェその3「Pret a Manger」
名前が読めず、ずっと勝手にマネージャーって呼んでいたこのカフェ(笑)
どうやらフランス語らしく「すぐに食べられる」という意味なのだとか。
イギリス人は「プレット」という愛称で親しんでいます。
こちらもサンドイッチを中心にしたカフェで「オーガニックの手作り」というのがウリです。
頼んだのはハムのミニサンドイッチと、チョコクロワッサン。
お味は…すごい美味しい!ビックリ!
サンドイッチのパンもふわふわで、具材も新鮮。
クロワッサンもサクサクでした♪
リピート確定!日本に帰る前、最後に空港で腹ごしらえしたのもここでした。
カフェなら絶対ここがお勧めです!
イギリスのカフェでの調査結果
COSTAは進めない!
迷ったら「Pret a Manger」へGO!
これ調査結果って言っていいのか?という疑問はさておき、、、
美味しくないカフェもあるものの、もちろん美味しいところもありました。
これは日本でも同じ。
一概に「イギリスだからマズイ」とは言えないですね。
と、ここまでイギリスの家庭料理&カフェについてお話してきました。
さて皆さん、ここまでご覧になってきて「イギリス料理はまずい」と思われますか?
それとも「案外イギリス料理も悪くないかも?」と思われましたか?
私はイギリスに行き「イギリス料理も悪くない」と感じました。確かにマズイこともありますが、それは日本にいても同じですよね。
実際他にも多くのレストランも訪れましたが、美味しかったです。
ですがそれには、イギリスの外食で「まずい」料理に当たらない為の私なりの秘訣があったお陰かも。
ということで、最後にその「イギリスでますい料理に当たらない為の秘訣」をお話ししていきます。
イギリスで「まずい」料理に当たらない為には?
イギリスでまずい料理に当たらない秘訣、それはこれです。
1.下調べをする
2.行列のできているところを選ぶ
3.日本の感覚は捨てる
この3つを頭に入れておけば、マズイ料理に当たる確率はグッと減ります。
まず下調べ!
海外の人のオススメではなく、実際に日本人が行ったお勧めのお店を調べましょう。
ちなみに私がお勧めのレストランはこちら!
下調べをしておけば、まず不味いイギリス料理に当たることはありませんよ。
そして2つ目。行列のできているお店を選ぶこと。
やっぱり行列ができるレストランは、できるだけの理由があります。
例え面倒でも、下調べをしていない時は行列がある場所を選ぶのがお勧めです。
私は一度、並ぶのが面倒で人の少ないお店に入り、ものすごく後悔したことがあります( 一一)
(出てきたパイが塩の塊の味で、食べきれなかった。始めてイギリスで、食べ物を残しました)
最後に「日本の感覚は捨てる」ということ。
個人的にはこれが一番大切だと思っています。
私がこれを思ったのは、ジャガイモがきっかけでした。
日本では、ジャガイモを野菜として料理しますよね。
ご飯やパンと同じ炭水化物でも「肉じゃが食べたからご飯はいらない」とはなりません。
でもイギリスでは、ジャガイモは主食。
ジャガイモがあれば、米や小麦を摂取する必要性はないんです。
(もちろん好みがありますが)
だから日本人からすると、イギリス料理は「物足りない」と感じるかもしれません。
しかし、それを「日本だったら~」と比べ否定するのはNG。
そういう文化の違いを「そういうものなんだ」と受け入れる姿勢が大切だと私は思います。
受け入れ楽しんで食べれば、イギリス料理も美味しいですよ!
まとめ
今回は「イギリスの料理は本当にマズイのか?」というテーマで、経験談をお話しさせていただきました。
皆さんはイギリスの料理について、どう思われたでしょうか?
私は「イギリス料理は、言われているほどまずくない!むしろ美味しい物も沢山ある!」と感じました。
あくまでここに書いたのは私の意見ですので、ご了承くださいね。